1. HOME
  2. 常葉大学付属 菊川高等学校
  3. 卒業生からのメッセージ

実力に差がつく専門教育

卒業生からのメッセージ

50期生 大塲南緒 金沢美術工芸大学 美術工芸学部 美術科 油画専攻進学

美術・デザイン科での3年間は「恵まれていた」という感想に尽きます。絵を描くこと、作品をつくることが好きな人が多い中で絵を描くことができたのは本当に恵まれていたと思います。そのような環境だからこそお互いを刺激し合い、自分が描きたいことや表現したいことを探すことができたのだと思います。しかし自分の作品の個性や長所を伸ばし確立させていった友達をみて劣等感に苛まれることも多くありました。そういったときに私の気持ちを支え、新たに視野を広げるきっかけをくださったのが先生方です。苦しかった時もうまくいった時も全て私のなかで活きていると信じています。目指すところは違っても、一緒に過ごし課題をやり抜く仲間がいることは本当に幸せで有り難いことだと思います。


50期生 松野 倭 多摩美術大学 美術学部 絵画学科 油画専攻進学

私は高校3年間で美術を通してより深く自分と向き合う機会を得ました。自由に制作して良いとされた時、私は何を描いたら良いか分からなくなり全く筆が進まなくなりました。その時、美術を学び始めてから最も大きな悩み、絶望を経験しました。ですがその経験が改めて自分は何が好きで、どんな人間なのかを見つめ直す機会となりました。そして、好きな物を見つけ制作に取り入れることができ、制作が楽しいものとなりました。『好き』は必ず武器となります。
 美術を学び、理想の作品を作るに至るまでの道のりは決して楽しい事ばかりではありません。ですが、美術・デザイン科には同じ志を持ち、切磋琢磨できる仲間、私達をサポートしてくださる先生方がいます。このように色々な体験をしながらも、共に進む仲間がいる環境で学ぶことができることは大きな財産となることでしょう。


48期生 鈴野 友梨奈 東京藝術大学 美術学部 デザイン科進学

私は中学までずっと、美術=イラストでしかなかったのですが、美デ科に入ってから授業を通して、 表現やものづくりの世界にふれました。その中でもデザインは知れば知るほど面白く、何度も試行 錯誤しながら形にしていく過程が楽しくて、もっと学ぶ機会がほしいと思い藝大を目指そうと決め ました。 受験生活は長く、自分の本来やりたいこともなかなかできなくて何度か絵を描くのが嫌になりかけ ましたが、美デ科での制作の楽しさを思い出し、そのたびに持ち直しました。 高校3年間は、長いようで短く、一瞬で過ぎてしまいますが、その一日一日が今後の自分を作る上で 大切な時間になると思います。ぜひ限られた時間を大切に、自分の興味や好奇心に向き合っていろ いろんなことに挑戦してみてください。


36期生 増田 将大 東京藝大油絵科 現役合格

僕は、美デ科に入学したばかりの頃は特に目標もなく、授業でしか絵を描いていませんでした。二年になってからも自分の進路や将来についてもしっかり考えていなかったのです。
二年の冬に先輩に「芸大受けない?」と言われて、そこから漠然と大学行こうかな、と考え始めました。
目標ができ、周りを見渡し、それから上手な友達に負けないようにしようと、放課後や朝も描くようにしました。僕はあまり感覚が良い方ではなかったので、夏休みと入試直前は予備校にも行き、色々な絵を見ることをしました。
鍛えて下さった先生方や友達に感謝しています。


35期生 浅原 聡 東京藝大デザイン科 合格

とにかく絵を描く事が好きで、暇さえあればジャンルを問わず描きまくっていた幼少時代。ひたすらデザイナーになるんだ、とシャカリキになっていた頃が、今では懐かしく思うばかりです。
しかし、そんな頃があったからこそ常葉菊川の美術・デザイン科に入り、段階的教えを受けながらも着実に技術力を身に付け、東京芸大というデカイ目標を一つ達成する事が出来ました。
人はそれぞれ進む道は別々で、この先絶対行き詰ったり、苦難があると思いますが、嫌な事を後回しにせず、必死で喰らい付いて乗り切った者は並外れた力を手に入れる事ができるので、周りより一歩リードする為に頑張って下さい。
先生や先輩方の教えも含め、ここで培ったものは、これからの自分の大きな、大きな財産になったと思っています。


35期生 栗田 知佳 東京藝大油絵科 現役合格

私が美デ科に入ったばかりの頃は、ただ絵が好きなだけで、鉛筆の削り方も油絵の描き方も知らなかったし、大学に行く気もありませんでした。でも、ここで色々なことを学び、たくさんの人に出会ったことで、大学に行きたいと思うようになりました。
芸術を学ぶには大変お金がかかります。でも、絵を描きたい創りたいという気持ちはお金では買えない宝物。画家とか漫画家、デザイナーだとか・・・何か”なりたいもの”があるって、とても幸せなことだと思います。
私は大好きな絵をずーっと描き続けていたくてこの美デ科に入り、東京芸大に現役合格することができました。芸大はあくまで夢への通過点ですが、芸大生になったことで自信が湧いたし、一日一日が楽しくて、私は今とても幸せです。途中で何度も悩んだりスランプになったり、夢を見失いそうになったけれど、ここまで諦めずに自分を信じて突っ走って来て、本当に良かったと思っています。
みなさんも”なりたい自分”をめざして頑張って下さいね。


34期生 村松 由貴 東京藝大油絵科 合格

私は他大学に2年間通いながら自分の中であきらめきれなかった東京芸大を受験し、今年合格することができました。
昔から絵を描くことが好きで、もっと本格的に学びたいと思っていた私は美術・デザイン科に進みました。高校生のうちから基礎となるデッサンや自分がやりたかった油絵を積極的に学ぶことができる環境の中、私は3年間友達と刺激し合いながら過ごしました。
自分が励んで取り組んできたものは、ある日ふとしたときに必ず繋がってきます。そのとき疑問に思っていても、後々自分にとって支えになります。また一見美術と関係ないことに見えても、それが全く違う形で自分の作品に影響することもあります。
私は美術・デザイン科でやってきた基礎が、今作品を作る上で支えになっているので、あの3年間はとても大切な時間だったなと感じています。


13期生 美術・デザイン科卒業 金子 勝彦 職業/グラフィックデザイナー

とにかく小中学生の時から美術が大好きだった私は、迷わず菊川高校美術・デザイン科を志望しました。在学中は、今まで体験したことのない新しい科目(油絵・彫刻・日本画)などがあったり、またスケッチ旅行や校内にある常葉美術館の見学など、美術に関わる事柄がたくさんありました。授業の大半が好きな美術・デザインの授業でしたので、毎日が楽しかったです。また周りには同じ考え方(美術の好きな)を持つ友達ばかりでしたので良く気が合いましたし、自分に無い友達のセンスなどにも随分刺激されたりもしました。そして在学中からこの学校で学んだことを生かせるプロになろうと決意し、卒業後、デザインに関わるプロとして、現在もイキイキと仕事をしています。この学校で、美術の持つ可能性(人を感動させ、人の心を動かす力がある事など)を知ることができたり、イメージを「カタチ」や「色」で表現する面白さを学びました。私にとってこの美術・デザイン科は最高の高校生活でした。


常葉大学附属
菊川高等学校
ご案内

部活・学校生活・進路

募集案内・入試情報